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【世界遺産】ダンブッラ石窟寺院(ゴールデンテンプル)


観光客は必ず行く世界遺産の一つ、ダンブッラ岩窟寺院に着くと、この大きな金色の大仏様がお迎えしてくれます。大きな口を開けてこちらを見ているのは、博物館の入り口です。この建物の左手にある門をくぐって、いざ岩窟寺院を目指します。(片道約30分)

この建物の右手に僧侶の人形が何体も列を作って並べられていますが、これはこの岩窟寺院で、昔多くの僧侶が修行ていた事を表現しています。

岩窟寺院へは、なだらかな階段を登って行きますが、30分と結構歩きますので、岩窟寺院の入り口に着くころには、暑さのせいもあり息が少し上がっています。ここで靴を脱ぎ裸足になります。

日差しが強く、気温が高いので、熱くて裸足で岩の上を歩くのは無理だろうと思ったのですが、実際は少しひんやりとして、とても気持ちが良く、火照った体をクールダウンできました。

岩窟寺院には大小5つの部屋があり、各部屋に涅槃像や、とても素朴な少しコミカルなお顔をした仏像様が所せましと置かれていたり、お釈迦様が悟りを開いた時の様子が壁や天井に隙間なく描かれていて、とても興味深く面白いです。

第2の部屋に、奇跡の水が湧き出ています。これは天井から湧いていて、どこからどのように水が湧き出ているのか究明されていないため、聖水としてとても大切に扱われています。また、ちょうど水が出てくる箇所に魚の絵が描かれているので、昔からこの箇所から水が湧いていたのだと考えられています。

各部屋で、昔僧侶達が長い瞑想に耽っていただけあって、とても静かで心が穏やかになる場所でした。

岩窟寺院へ向かう階段を登り始めてすぐに、たくさんの猿たちが出迎えてくれます。目を合わせたり、かなり近寄ったりしなければ、人間に危害を加えません。お互いのテリトリーを犯さなければ、こんなに穏やかな寝顔を見せてくれます。

岩を削って洞窟を作った様子が分かります。現在は、5つの部屋しか見れませんが、以前はもっとたくさん部屋があったそうです。

たくさんの仏像。とてもカラフルな壁画や天井画は五色で描かれています。スリランカでデザインされた、この五色を使った仏旗は、正式な世界共通の仏旗と指定されています。

青 - ブッダの毛髪の色 : The concept of loving kindness and peace in Buddhism

黄 - ブッダの身体の色 : The Middle Path, that is, the complete absence of form and emptiness

赤 - ブッダの血液の色 : The blessings of practice – achievement, wisdom, virtue, fortune and dignity

白 - ブッダの仏歯の色: The purity of Dharma – leading to emancipation, the Dharma will always exist regardless of time or space

樺 - ブッダの袈裟の色: The essence of Buddhism which is full of wisdom, strength and dignity

(すいません、意味は英語の方が分かり易いの、そのまま記述しています。)

そして、この5色の組み合わせは、唯一無二であり真理を象徴しているそうです。


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