【世界遺産】シギリヤロック

これぞスリランカを代表する世界遺産、言わずと知れたシギリヤロック！

私も初めてスリランカを訪れた時の一番の目的は、シギリヤロックに登る事でした。

この岩山のお向いに、これよりも少し高い山があるのを除いて、高い建物などは全くありません。

何もない所に突如現れる、この岩山は本当に荘厳で美しく、見上げずにはいられず、なかなか目を離す事ができない、そんなパワーのある岩山です。(片道約1時間半)

日中の暑さを避け、早朝に向かう事にしましたが、それでもかなり気温が上がっていて、水分補給をしながら、汗びっしょりになって、中腹にある念願のシギリヤレディとご対面。

良いのか悪いのか、世界遺産なのに囲いもなく、フラッシュ厳禁でもなく、若干色褪せ始めた(?)シギリヤレディをじっくりと鑑賞する事ができます。岩山の側面におよそ500体は描かれていたであろうこのレディたちは、今は10数体ほどしか残っていません。肌の色や、顔の感じがそれぞれ違うので、いろいろな国の女性が描かれたのではないかと言われています。

そこからまた階段をえっちらおっちら登って、やっと頂上。実の弟からの攻撃を恐れ、この岩山のてっぺんに宮殿を構えた、父親殺しの一人の王様(*1)。その孤独と栄華の遺跡を見る事できます。

シギリヤロックから徒歩で数分の所に日本の援助で建てられたシギリヤ博物館(*2)があります。そこの一室で、シギリヤロックの頂上にあった宮殿を再現したビデオを見る事ができます。この映像を見ると、当時の様子がよく分かるので、ぜひ立ち寄る事をお勧めします。

(*1)参考資料：Wikipedia－シーギリヤ

(*2)シギリヤ博物館

シギリヤレディ－フレスコ画。スタイル抜群の美女ばかりです。

獅子の門－現在は、獅子の顔の部分はなく、獅子の足しか残っていません。この正面の階段を上がった所にエレベーダーのような跡があり、これで食糧を頂上に上げていたそうです。

この道の両側には沐浴場や上下水道、噴水の跡が観られます